ここは東京世田谷にある静嘉堂文庫である。
NHK大河小説「竜馬伝」に登場する岩崎弥太郎が巨万の富を得、三菱財閥を起こし、その2代目以降の別邸である。使い切れない富で美術品を買いあさり、それが今では美術館となっている。
入り口は巨大な城門となっており、ここまで車でくる。その周囲は手付かずの原生林が広がっている。東京の世田谷にこのような巨大な私有地が存在する。筆者はその昔小学生の頃、ここに無断で忍び込み自由奔放に遊んでいた。
写っている人は、このブログ「なに聞いているの?」のお友達。もし城門が閉まっていたら、子どもの頃のように城門を迂回して忍び込もうと思っていた。当日、なぜか開いていた。
「ここはめったに入れないよ、すぐヅラカルから」ガシャ
車を飛ばし、一目散で退散する。
撮影は昭和60年ごろだと思う。